卯月の想い・・・ 

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時々、ぶっきらぼうな口調で、話しかけてくるけど
時々、めんどくさそうな文面で、メールの返事をくれるけど
でも、ちゃんと、僕のこと、気遣ってくれてるのが、わかってる・・・


この間、駅前の居酒屋で、一緒に呑んだ時、仕事帰りで
疲れてたのに、付き合ってくれたよね
時々、出そうになる欠伸を我慢してる涙目・・・
知ってたよ・・・ごめんね


僕が帰りの電車に乗るまでの待ち時間の間
喫茶店で、一緒の時間を過ごしたよね
僕みたいに、大声を出して、がはは(笑)と
笑うわけでもないんだけれど

いつも優しい笑顔で、僕のこと
・・・見てくれてる、気にかけてくれてる

はい、これ!って、だいぶ前に行った、出張の時のお土産を
わざわざ持ってきてくれたりして・・・
僕は、うれしくて、思わず、泣き出しそうに、なったんだけど
なんだか恥ずかしいのも、あったりして
ありがとう!って、言ったのが、精一杯!
なんだよ、お前、冷たいヤツだな・・・なんて、思われてないかな?
ちょっと心配してるんだ・・・


ありがとう・・・

なかなか会えない時間の方が、多いけれど・・・

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春風、花風、桜風・・・ 

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ようやく、この辺りの桜も、満開になりました。

桜が花開く頃は、冷え込むという謂れは、やっぱり、そのとおりみたいで
先日まで、びゅうびゅうと、ものすごい風が・・・

でも、そんなことを気にもせず、今年もきれいな満開の桜を
見せてくれました。

伊那谷の春 

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山々に囲まれているから、

天竜の川伝いに、「春」が上ってくるんだ・・・

伊那谷は、そんなところさ・・・




春の気配も、桜前線も・・・

桜の花が、色づくのも・・・

桜の花が、散ってしまうのも・・・

一度に、あっという間に、やってくる・・・



山々に囲まれた伊那谷の

春から初夏への足取りは、忙(せわ)しい・・・

伊那谷の季節の移ろいは、忙(せわ)しない・・・




あなたのバイクに乗せてもらって、

初めて行った伊那の国・・・

あなたの故郷・・・



ここが、俺の生まれたところさ・・・

何にもない、ただの田舎なんだ・・・

驚いたか? 廻りは、山ばかりだろ?・・・



雪は、積もらないほうだけどなっ!

朝晩の冷え込みは、厳しいぞ! 覚悟しておけよっ!

なんだかんだと、おまえ、結構、ドンくさいからなぁ・・





いつの間にか、そんな あなたに憧れ焦がれ
いつも あなたの傍に、いた、自分・・・

もうすぐ あなたの結婚の祝いの宴に、
友人代表として、出席する自分が、ここに、いる・・・

それなのに、あなたの幸せを 素直に喜べない・・
自分が、ここに、いる・・・

あなたと彼女に、素直にお祝いのコトバが
云えない、自分が、ここに、いる・・・

なんだか、切なくて、泣き付きたい、自分が、ここに、いる・・・




伊那谷の春は、静かに音もなく

天竜の川伝いに、上ってくるんだ・・・

伊那谷は、そんなところさ・・・




春の気配も、桜前線も・・・

桜の花が、色づくのも・・・

桜の花が、散ってしまうのも・・・

一度に、あっという間に、やってくる・・・



山々に囲まれた伊那谷の

春から初夏への足取りは、忙(せわ)しい・・・

伊那谷の季節の移ろいは、忙(せわ)しない・・・

何も知らない、あなたの優しさは、伊那谷の山懐より、奥深い・・・

山、笑う 

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故郷やどちらを見ても山笑ふ  子規 



山が、笑う

どっと笑う、にかっと笑う、

もう春だよと、はにかんで笑う

もうすぐ遠くから見ても、うっすらと桜色に染まった山に、見えてきます。

あと、もう少し・・・です

花 火 

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あの人と、会った
久しぶりに、会った
せっかく会えたのに、話すこともなくて
去年の夏、残してしまった、花火を一緒に、やった

春先とは、云え・・・
冬だったとは、云え・・・

好きだった・・・とは、云え・・・
愛してた・・・とは、云え・・・

最後の線香花火の朱(あか)い玉が、ポタンと落ちた