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へいわってすてきだね 

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へいわって なにかな。 ぼくは かんがえたよ。


おともだちとなかよし。かぞくがげんき。えがおであそぶ。

ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。


けんかしても すぐなかなおり。

ちょうめいそうが たくさんはえ、よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。

やさしいこころが にじになる。へいわっていいね。

へいわってうれしいね。みんなのこころからへいわがうまれるんだね。


せんそうは、おそろしい。「ドドーン、ドカーン。」

ばくだんがおちてくる。こわいおと。


おなかがすいて、くるしむことも。

かぞくがしんでしまって なくひとたち。


ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。

このへいわが、ずっとつづいてほしい。


へいわなかぞく、へいわながっこう、

へいわなよなぐにじま、へいわなおきなわ、

へいわなせかい、へいわってすてきだね。


これからも、ずっとへいわがつづくように、

ぼくも、ぼくのできることから がんばるよ。



へいわってすてきだね   安里 有生      与那国町立久部良小学校 1年

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 い や 

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「 い や 」




いやだと言っていいですか?



本当に体の底からいやなことを
我慢しなくていいですか?


我がままだと思わなくていいですか?


親にも先生にも頼らずに
友達にも相談せずにひとりでいやだと言うのには勇気がいる


でもごまかしたくない

いやでないふりをするのはいやなんです


大人って分からない


世間っていったい何なんですか?


何をこわがってるんですか?




いやだ といわせてください




いやがってるのは

ちっぽけな私じゃない



幸せになろうとあがいている


宇宙につながる

大きな私のいのちです

2009年1月30日 詩・谷川俊太郎

「みるく世(ゆ)がやゆら」  

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  2015年6月23日 沖縄全戦没者追悼式にて
  
   平和の詩 「みるく世がやゆら」  沖縄県立 与勝高校 知念捷さん 朗読

  みるく世がやゆら ・・・ 平和な世の中なのでしょうか



みるく世がやゆら

平和を願った 古(いにしえ)の琉球人が詠んだ琉歌が 私へ訴える

「戦世(いくさゆ)や済(し)まち みるく世ややがて 嘆(なじ)くなよ  臣下(しんか)命(ぬち)ど宝(たから)」

七〇年前のあの日と同じように

今年も また せみの鳴き声が梅雨の終りを告げる

七〇年目の慰霊の日

大地の恵みを受け 大きく育ったクワディーサーの木々の間を

夏至南風(かーちーべー)の 湿った潮風が吹き抜ける

せみの声は微(かす)かに 風の中へと消えてゆく

クワディーサーの木々に触れ せみの声に耳を澄ます

みるく世がやゆら

「今は平和でしょうか」と 私は風に問う



花を愛し 踊りを愛し 私を孫のように愛してくれた 祖父の姉

戦後七〇年 再婚をせず戦争未亡人として生き抜いた 祖父の姉

九十才を超え 彼女の体は折れ曲がり ベッドへと横臥(おうが)する

一九四五年 沖縄戦 彼女は愛する夫を失った

一人 妻と乳飲み子を残し 二十二才の若い死

南部の戦跡へと 礎へと

夫の足跡を 夫のぬくもりを 求め探しまわった

彼女のもとには 戦死を報(しら)せる紙一枚

亀甲墓に納められた骨壺には 彼女が拾った小さな石


戦後七〇年を前にして 彼女は認知症を患った

愛する夫のことを 若い夫婦の幸せを奪った あの戦争を

すべての記憶が 漆黒の闇へと消えゆくのを前にして 彼女は歌う

愛する夫と戦争の記憶を呼び止めるかのように

あなたが笑ってお戻りになられることをお待ちしていますと

軍人節の歌に込め 何十回 何百回と

次第に途切れ途切れになる 彼女の歌声

無慈悲にも自然の摂理は 彼女の記憶を風の中へと消してゆく

七〇年の時を経て 彼女の哀しみが 刻まれた頬を涙がつたう

蒼天(そうてん)に飛び立つ鳩を 平和の象徴というのなら

彼女が戦争の惨めさと 戦争の風化の現状を 私へ物語る



みるく世がやゆら

彼女の夫の名が 二十四万もの犠牲者の名が

刻まれた礎に 私は問う

みるく世がやゆら

頭上を飛び交う戦闘機 クワディーサーの葉のたゆたい

六月二十三日の世界に 私は問う

みるく世がやゆら

戦争の恐ろしさを知らぬ私に 私は問う

気が重い 一層 戦争のことは風に流してしまいたい

しかし忘れてはならぬ 彼女の記憶を 戦争の惨めさを

伝えねばならぬ 彼女の哀しさを 平和の尊さを



みるく世がやゆら

せみよ 大きく鳴け 思うがままに

クワディーサーよ 大きく育て 燦燦(さんさん)と注ぐ光を浴びて

古のあの琉歌(うた)よ 時を超え今 世界中を駆け巡れ

今が平和で これからも平和であり続けるために

みるく世がやゆら

潮風に吹かれ 私は彼女の記憶を心に留める

みるく世の素晴らしさを 未来へと繋(つな)ぐ 

君と迎えていた春の日に 

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今年の桜の花も、もう、散ってしまってたんだな・・・と

何年も前の春の日に、君の前では、弱いところを見せたくなくて

精一杯の強がりで、君の真似をして覚えた、タバコ・・・




タバコだけじゃなくて、お酒も、覚えたけれど

いつまでたっても、君みたいに、その場を和ますような、気の利いた、軽いジョークのひとつも、まだ、言えやしない

あはは・・・馬鹿みたい


君の大切な他人(ひと)には、僕は、敵わなかったみたいだね

君は、君で、僕とは、関係なく、このまま、別の世界へとお互い離れて行ったけど

僕は、僕で、君とは、関係なく、まだ、この世界でひとり・・・溺れてるんだ

紋付き 

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しずかな秋のくれ方が、
きれいな紋付き着てました。


しろい御紋はお月さま、
藍をぼかした水いろの、
裾のもようは紺の山、
海はきらきら銀砂子。


紺のお山にちらちらと、
散った灯りは刺繍でしょう。


どこへお嫁にいくのやら、
しずかな秋のくれかたが、
きれいな紋つき着てました。


( 金子みすゞ童謡全集より  紋付き  金子みすゞ )

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